【子供連れ登山】お盆の時期に子連れで乗鞍岳に行ってきた ほおのき平～乗鞍畳平～富士見岳

一路乗鞍岳を目指す

　福井を6時半に出て一路東へ、3時間高山を経由して、10時には、岐阜側の乗鞍岳の点となるほおのき平駐車場に到着です。

　ほおのき平駐車場は1500台収容とかで、お盆の土曜日ながら第三駐車場には止められました、七割方の埋まり具合かな。本格的に登山される方には10時は出遅れ気味の時間。天気も良かったので心配だったのですが杞憂に終わりました。

 乗鞍スカイラインはバスで登るよ

　第一駐車場にバスターミナルがありマイカー規制中の乗鞍スカイラインを経由して乗鞍畳平(2700m)までのバスが出ています。

　バスターミナルには乗鞍畳平の情報が掲示されており、この日の9時現在の気温は12度！連日の真夏日ならぬ猛暑日になれた体にはかなり凍えそうな気温が掲載されていました。しかし天候は晴れ、視界は良好とのことで期待が膨らみます。

　バスも混み合う時期ですが、定刻発車の他に臨時便が出ており、上り下りとも15分待ちくらいでスムーズに乗れました。ほおのき平からの代金は往復で大人2,300円、小学生以下は半額です。先にチケットを購入しバス停に並びます。

　岐阜県側では平湯温泉からもバスが出ていましたが、駐車場が有料な上バスチケットも高いようなので、ほおのき平発の方が良さそうです。(下りのバスの混み具合はどちらも同じくらいの列でした)

　バスでの移動は約45分、標高1700-2700mへと登っていきます。乗鞍スカイラインを走って登る人や自転車で登る人もちらほら、凄いですね。途中で一瞬ではありましたが、槍ヶ岳山頂が見え嬉しかったです。

乗鞍岳畳平は真夏でもやはり寒い

　乗鞍畳平でバスから降りると、真夏だというのにやっぱり寒い。風が冷たいので、レインコートを羽織る。

　バスーミナル内の案内所で、幼児でも登れそうな峰とルートを教えてもらうと富士見岳が良いでしょうとの事、雪渓脇は急登なので鶴ケ池沿いに進んで、分岐点で判断して下さいと教えてもらう。

　バスの中から子供は登る気満々だったので、うすい空気に慣らしながらゆっくり歩き始める。

　高山植物が一斉に咲く時期で、遊歩道からも写真がたくさん取れた。　

　植物の知識がないから写真見ながらでもこれは何かわからんけどね..

高山の空気は澄んでいるから距離感がつかめない 

富士見岳は畳平から最も手軽なピークのため、子供連れや登山装備でない方々も結構多い。中にはクロッカス履きの人も！

　登山道中腹より見下ろす畳平、バスターミナルの他、土産物店や軽食、喫茶など一通りの設備が充実していました。でも山なのでトイレは有料チップ制です。

　高度が高く空気がとても澄んでいるので、遠くがクッキリはっきり見えて新鮮ですね。目が良くなった気分です。

　これはコマクサというらしい、赤い花がたくさん咲いていました。パセリみたいな葉っぱです。

　登山道は良く整備されていて登りやすいが、土ではなく岩なので子供は手袋すると安全に登りやすいと思います。ゆっくりコツコツ時間をかけて登りました。

　物の本によるとイワツメクサかな?　小さな花が咲いていました。

富士見岳山頂

　畳平からゆっくり歩く事50分ほど、富士見岳(2817m)に到達。頂上は広く、並んで座ってサンドイッチを食べました。絶景と高揚感で美味しく感じますね。

　富士見岳頂上から見下ろす畳平方面。森林限界を超えて木々がないので歩いて来た道が一望できます。見通し抜群です。

　不消ケ池にはお盆だというのに雪が残り、深い青の水とのグランデーションが綺麗でした。すぐ脇の登山道では多くの人が足を止めています。

　30分あまり山頂の景色を楽しみ、バスに乗って下山したら14時過ぎでした。

　ほおのき平まで戻ると、夏の空気。先ほどの寒い位の涼しさが恋しくなります。

　今回は登山ではなく、旅行の立ち寄りなのでそれほど時間も取れませんでしたが、子供も高山が少し体験できたし、景色も綺麗で良かったです。

　次に行く時は主峰剣ヶ峰を目指したいな

  先日の山登りで段差に苦労していたので、子供に履かせたら岩場に手をつけるので登りやすかったようです。物は軍手ですが、ホームセンターではこのサイズはなかなか売っていないので困ります。

子供用軍手 ジュニアグローブ 綿100％ ３双組 (3S（３〜４歳（目安））)

 　オレンジを子供用の登山靴に購入。底の厚みと柔らかさが適切で、くるぶしも守る大きさと相まって岩場でも安心できる、写真は地味な色合いだが、オレンジはなかなか可愛い。

[モンベル] mont-bell マーセドブーツKid's　ベルクロ 1129368 DKBL (DKBL/20.0)