前回に引き続き、小屋の手解体の記録2日目。
周辺を片付け、瓦を下ろし屋根の取り壊しの目処をつけて一日目が終了。
早朝から破壊音がするのも迷惑なので、9時頃から開始、屋根に登り屋根板を1メートル程度で丸鋸で切断した後、垂木をカケヤで下から叩き棟木を残したまま屋根を取り壊していった。
その後重さがかからなくなった棟木をカケヤで下から叩いて外し屋根の取り壊しを完了
次に建具などをを取り外し、土壁をカケヤで叩いて崩していく。土壁は厚みが数センチなので、叩けば弾力を持って跳ね返り、少しずつ赤土が取れていった。
土壁の下には竹を縄で編んだ下地が組まれている。要所要所につけられた竹ピンを外し、横板をレシプロソー(セイバーソー)で切り落とすと割とあっさり壁が取り払われていった。
我が家のレシプロソーはこれ、元々は庭木の切断のために購入のもの。チェーンソーほど取り扱いも難しくなく、オカンでも扱える手軽さが良い。解体用の刃も別売で買えるよ
壁や戸板が取り払われ、骨組みだけになった小屋、倒壊防止にラッシングベルトを掛けておいたが、頑丈すぎて全然必要なかった。
基礎とは固定されていないし、壁を取り払えば崩せるかと思ったけれど、カケヤで叩けどびくともしない。 補助の柱を取り外したり、一箇所ずつ基礎から落としていったけれど、崩れる気配もない。150年豪雪に耐えてきただけのことはあるな、小さな小屋とはいえ頑丈だ。
仕方ないのでロープをかけ、一部の柱を切断した上で4人掛で引っ張り倒して、取り壊しは完了。 組まれた柱をチェーンソーで切断し、外してゆく。この時点で約4人足が一日半である。
次回意外と大変 分別廃棄編
家の周りで使うなら、ガソリンよりACのチェーンソーがメンテ入らずで楽、大きな松の木も切り倒せますが、キックバックに注意!特に上に向かって切断してるとキックバックした時頭に落ちてくるよ。