手打ち蕎麦を作ろう!
晩秋の土曜日季節がやってきたので、地元産の蕎麦粉を購入しておろしそばを作ってみたよ。
そば打ちに必要な道具達
麺棒
計量ためのキッチン秤
ボール
布巾数枚
ソバ切りガイド
(あったので使ったが無くても良い
蕎麦打ちに使う材料
蕎麦粉 今回は500g使用 7人前程度
小麦粉 今回は110g使用
打ち粉 分量外 50g程度
(片栗粉)
こね鉢
麺打ち台(見つからなかったので不使用)
水 粉重量の45%(274g)
蕎麦粉は地元製粉所で購入
県内産蕎麦粉1kg+小麦粉220g+打ち粉200gのセットで1,800円でした。
では早速作っていこう。まずは計量
ケーキでもたこ焼きでも粉物に重要なのは正確な計量、これを外さなければ大きな失敗はない物だ。
ここだけは勘で行かずグラム単位で計ると良いね。
今回は前々日に入荷したという地元産新蕎麦粉500gと小麦粉110gを使用したよ。蕎麦屋の分量で行くと6.7人前かな
お水の計量
水の量は粉重量の45%が基準とされるらしい、条件によって±5%までの変化量だ。
中央値45%で計量したよ。
お蕎麦やさんの蕎麦っていい値段なのに少ないよね腹一杯食べたいならそば打ちいいと思うよ。
水回し
こね鉢に蕎麦粉及び小麦粉を投入したら、水を入れる前に粉同士をよく混ぜ合わせるよ、指を立てて二つの渦を描くように混ぜ混ぜするのが効率的らしい。
よく混ざったら中央に水を入れるくぼみを作ります。
先ほど作ったくぼみにまずは半分ほどの水を投入、水に粉をかぶせるようにして混ぜていく。小さな玉がたくさんできるよ。
その球ができるだけ小さくなるように均一にまぜまぜ...
均一に混ざったらお水を追加、指にくっついてしまうので混ぜるのが大変だが段々と大きな塊になってくるね。水加減がよければ粘土状のひとまとまりになってくるので、一つの塊にまとめていきます。
今回写真のモデルは子供の手なのだが、子供は粘土遊び気分でこういうのは楽しいらしい。DIYだと危険なこともあるが料理なら一緒に作れる感覚があってなかなか良いね。
指に付いた粉も落としてひとまとまりになった蕎麦玉、ここから力を入れて打っていくよ。
そばは腰で打つらしいがまあ専用のそば打ち台があるわけてもないので、できる範囲で縦に力を入れてコネコネ。
綺麗なツヤツヤになったところでこね鉢での作業は終了!
麺を伸ばそう
以前Amazonで買った麺打ち台が見つからなかったので今回はテーブルにシートをひいて伸ばすことにしよう。どこ行ったんだろ...
まずはしっかり打ち粉をまこう、ここをケチると切った時に薄く伸びた時くっついちゃうぞ。
中央に軽く山を残しつつ端が薄くなりすぎないように伸ばすのがコツらしいけど、まあどうにでもなりますな、楽しく伸ばしていきましょう。
手で伸ばせるのはこのくらいまでだろうか?
うどんは腰が強くて戻るので、伸ばすのが難しいがお蕎麦はその点は楽ちんだね。
打ち粉を振り直したら麺棒で伸ばしていこう、麺棒は専用品でなくてもホームセンターでカット丸棒を1mほど買えば良いかな、20-25mmくらいが使いやすそうだ。
伸びてきたら麺棒に巻きつけてさらに薄くのばします、個人的には薄い方がツルツルと美味しいと思う。中途半端に厚みがあるとゆで上がりもムラになるし見た目も微妙な感じになりますね。
だいぶ伸びてきたね、本当は四角形に伸ばすのがプロの技らしい、それは端材となる短い麺が減るから、自家製で味わうぶんには別に構わないので形より薄さで勝負、多少破れても切ったら分かりません。
打ち粉はしっかりつないと伸ばした所がくっついちゃうよ。
伸びた所を折りたたんで最後の仕上げカットに移ろう。 麺切り板(こま板)は別に専用品がなくても丁寧に切れば問題ない。
投資するなら麺切り包丁がオススメ、我は持ってないのてすが、汎用包丁は刃先が反っているので切り残しができやすいです。
売っているそばみたいになってきてわくわくするね。これにてそば打ち工程は終了。早速たっぷりのお湯を沸かそう。
蕎麦を湯がこう
たっぷりのお湯で5分ほど湯がく、おろしそばは、冷たいお蕎麦なのでタイミングを見てもみ洗いしてよく冷やそう。
よく見ると切り幅にムラがあるね、まあ手作りの失敗は味とみなすっ!
カツオ節で出汁をとったが、ちと足りなかったようで、麺つゆを足したのは内緒。こちらも良く冷やします。
出来上がりっ!
器に盛ったらたっぷりの大根おろしとネギ、鰹節を掛けて、おろしそばの出来上がりっ美味しくいただきました。
茹でる前の麺の状態ならラップをかけて冷蔵庫で2.3日は保存できるよ。
そば包丁はそう再々使う物ではないから、錆びないステンレス製の安い物がいいと思います。